多くのゴルファーにとって飛距離は魅力です。ブルックス・ケプカやジョン・ラームのどこまでも飛んでいきそうなドライビングショットは誰もが虜になるでしょう。しかし私がプロ転向後受けた最高のアドバイスは、ジャスティン・トーマスからのものでした。
自分を知り、自分に忠実であれ
僕は、ジャスティンのアドバイスを聞き、実行した。僕の武器はアイアンショットです。ルーキーイヤーはラウンド数が少なく統計ランキングでは対象外でしたが、ストローク・ゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(パー3のティショット、及びパー4、パー5での2打目)とパーオン率のスタッツはPGAツアープロ内で10位以内でした。
今回は僕のアイアンショットの秘訣をいくつか紹介しよう
皆さんのラウンドが少しでも良くなることを願っています。
理想のフィニッシュを意識しよう
僕がカリフォルニア大学にいた頃、友人は、僕の6番アイアンの精度は、平均的なツアープロのピッチング並みだと言ってくれた。ただの自慢かもれないが、もし僕のアイアンショットが真っ直ぐ飛んでいくのに秘訣があるならば、それはテンポだ。良いテンポでスイングすることは、ゴルフを習いはじめて最初に教わることの一つだと思う。でも多くのゴルファーはその重要性を次第に忘れ、やがてクラブら体の使い方に目を向けていく。リズムよくスイングするためには、まず、良いフィニッシュを意識してスイングすることが大事だ。ハーフスピードでボールを打つことから始め、次第にスイングスピードを早めていき、フルショットまで完成させる。この練習で、あなたのスイングテンポを改善して、より正確にボールを捉えることができるようになるよ。
バックスイング時では左脇を閉めよう
僕はバックスイング時に腕を胴体から遠くにあげる悪い癖があるため、クラブがスティープに上がりすぎて、クラブの軌道がプレーン上から外れてしまうことがあるんだ。バックスイングからダウンスイングにかけてクラブ軌道をプレーン上に保つことができれば、ショットの正確性についてはもう言うことはないんだ。自分の腕と胴体を適切な距離感に保ち、プレーンなスイング軌道を実現するための練習として、手袋を左脇の下にはさみ、手袋を落とさないように、バックスイングからダウンスイングを行うことが大変有効だと思うよ。もし手袋が落ちたら、それは僕の腕が胴体から離れたことになるから、悪い癖が出ていることになるね。この練習を行うときは、まずはハーフスイングから始めるといいよ。そして次にスリークォータースイング、最後にフルスイングと段階的にスイングしよう。
理想の軌道をイメージしよう
僕はトラックマンの数字はあんまり気にしていないんだ。実際のアイアンショットの軌道が自分がイメージしたものと同じように再現できているかを一番大切にしているよ。1番の理想は、空に描いた仮想の窓の中に後方からボールの軌道をイメージするんするんだ。ボールを打って飛距離や方向を心配する代わりに、あなたがイメージしたショットを実現するスイングをしてみよう。そうすることで、自分の体が直感的に反応するのに驚くと思うよ。覚醒するよ。
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参照元 :ゴルフダイジェスト
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