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[USPGAプロスイング本人解説]コリン・モリカワから学ぶ「アイアンショットのコツ」

200ヤードのショット

アイアンショット①ハイストレート

アイアンショットで考えないといけないのは、①ライ、②風、③ピン位置 だね。

今回の場合だと。ライは左足下がりで、風は追い風、ピン位置は左だね。

僕なら追い風を考慮し、少し短めのクラブで打つね。着地は190ヤードぐらいかな。風がアゲインストなら、右から攻めるか左から攻めるか考えないといけないけど、追い風なら、曲がり幅が小さくなるから、真っ直ぐターゲットを狙えば良いよ。

あとはライが左足下がりだから、少しだけ右足体重にして打つよ。水平なら、50%:50%の体重割合だけどね。

174ヤードのショット

アイアンショット②ハイドロー

続いて174ヤードのアイアンショットを見てみましょう。

クラブは9−8番を選ぶね。風は追い風だね。この状況で、アイアンショットは2種類あるよ。ピンの位置によって選択するショットは変わると思う。一つは追い風を利用した、ハイドローだね。9番アイアンで高さを出して、追い風に乗せて運ぶ感じ。目標はピン狙いでいいよ。追い風の時は曲がりは少なくなるからね。ドローボールを打つ時は、クラブフェイスはターゲット方向のまま、若干クローズスタンスに構えるだけ。あとはスタンスの向きのままスイングするだけ、ボールの位置も、スイングも変えないよ。シンプルさ。逆にカットに打ちたい時は、クラブフェイスはターゲットに向けて、オープンスタンスに構える。あとは、スタンスの向きのままスイングする。これだけ。

アイアンショット③ロードロー

①のハイストレートの場合のデメリットは、グリーンの奥に絶対に行かせたくない時に、風邪の影響を見誤る可能性があることだよ。だから低いボールで打って転がす方が良い時もある。それが2つ目のショット。8番アイアン、場合によっては7番アイアンを使って、低い球を打つよ。少しだけ、ボールを右足よりに置くよ。少しだけね。そして、ゆっくり滑らかに振るんだ。振り幅は変わらないよ。

114ヤードのショット

アイアンショット④ハイストレート

打ち下ろしや打ち上げのショットを考える際、練習ラウンドではどう言うことに気をつけますか?

まずは正確な斜度を計測器で測って頭に入れておくね。でもどれだけ高さのあるショットを打つかによっても変わってくるから、そこは経験だよね。

115ヤード、追い風、若干打ち上げだね。ここでも2つのショットを紹介するよ。一つ目は、高さを出して風に乗せる方法。56度を使うね。高さを出してボールを止めるよ。多くの場合ウェッジは傾斜通りに打つのが良いよ。

アイアンショット⑤ローストレート

続いて、2つ目のショットは、低い軌道だ。追い風の時はどれくらいのスピンとなるかコントロールがしづらいんだ。なぜならたとえ高さのあるショットを打ったとしても、良い当たりでなければ、風に流されてしまうんだ。だから時々打ち上げ傾斜に逆らって、少し大きめのクラブを持って、115ヤードなら108ヤードに着地させ、スキップさせて止める。今回は50度を持って、今回は傾斜通りでいいな。50度だからさっきより、高さは落ちるはずだし。

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