タイガー・ウッズの短いバンカーショットのコツ
ポイント
体は開かず、右足を後ろにしてスタンスを広げる。体重は左足上をキープし、クラブをハンドレイト気味にスイングする
通常バンカーショット時には、スタンスをオープンに構えるゴルファーが多いが、僕は、腰が悪いから出来ないんだ。代わりに右足を後ろにずらしてアドレスするようにしているよ。この体勢から普通にスイングするだけだ。強いていうなら、ハンドレイト気味にスイングする意識で、ヘッドが手、膝を追い越していくような感覚でスイングするんだ。
ダスティン・ジョンソンの短いバンカーショットのコツ
ポイント
フェイスはあまり開かずにほどスクエア。手元は通常よりも低く、左足体重(6割左足体重)でアドレスする。クラブをローテーションさせて、トップではクラブを開く。
僕も、短い距離のバンカーの時は、フェイスは開かないよ。ほぼスクエアに構えるんだ。この距離でよく使うのは60度だね。もう少し長い距離は54度とかも使うよ。僕は通常のスイングは、ほとんどフェイスをローテーションさせずにハンドファーストでスイングするんだけど、この短い距離のバンカーショットだけはフェイスローテーションを意識しているよ。トップで開くことが大事。そしてアドレス時の手元は低めにしているよ。球を高くあげるためにね。
全てのバンカーショットに対して左足に重心を乗せてるよ。少なくとも6割は左足に体重を乗せてるよ。バンカーショットで一番やっちゃいけないのは、ボールをあげようと意識しすぎて、体が右に傾いてしまって、ボールの後ろを打ってトップすることだからね。
タイガー・ウッズの長いバンカーショットのコツ
ポイント
右腕をできるだけ伸ばしてシャローに振る
長いバンカーの時は、右腕をワイドに使って、シャローに振る感じで、スイングしているよ。重心、リリースの仕方は短い距離と同じだね。左足重心で、ハンドレイト気味にスイングして、クラブに仕事をさせるんだ。
ダスティン・ジョンソンの長いバンカーショットのコツ
ポイント
重心は6割左足、フェイスを開いてアドレスし、フェイスローテーションはしない。
長いバンカーショットなら、普通のショットに近い打ち方をするね。フェイスは開くけど、フェイスローテーションはしない。フェイスを開くのは、バンスを使ってボールを上げるためさ。
つま先さがりのバンカーショット
ポイント
全体重を左足にかけ、傾斜に沿って低く長くカットに打つ
目玉のバンカーショットのコツ
ポイント
スクエアフェースであまり強く振りすぎない。真っ直ぐ上から振り下ろす。(チョップする)
ダスティン:少しバックスイングでより後ろに引いて目標方向に対してスクエアフェイスで打つよ。あと目玉のショットは、地面に埋まっているから、ボールを出すのは大変だと思って、強く振りがちだけど、強く振ると余計にうまくいかない、強く振りすぎないのがコツだよ。
バンカーから出すためには、ボールの下にクラブフェイスを入れ込むことが大切だ。だからスクエアに構えて、クラブの根元を砂に押し込めるようにしているんだ。オープンにするとクラブがボールの下に入らず、ボールが低く出やすい。
トップまであげたら、あとはただ振り下ろすだけ。トップから真っ直ぐ振り下ろすイメージだよ。
タイガー:僕もダスティンと似ているね。こういう場合は、フェイスはオープンではなくスクエアでよく打つよ。そしてクラブヘッドを右肩の上に持っていくようにするんだ。持ち上げて、落とすだけ。落とすだけだから力はいらないよ。
いかがだったでしょうか。
皆様の参考になれば幸いです。